ニュージーランド 住宅価格上昇の原動力は新規住宅購入者

出所:Discovery New Zealand

 

記録的な移民の回復も、需要を後押ししている

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Rise in house prices fuelled by first-home buyers – QV

 

新規住宅購入者の増加により、住宅市場の価格が再び上昇した。

最新のQV住宅価格指数は9月までの3ヶ月間、ほぼ横ばいで推移し、平均住宅価格は8月までの3ヶ月間に比べ0.9%上昇した。

「現在の市場は横ばいと表現するのが最も適切だが、再び活気の兆しが見え始めているのは確かだ」とクォータブル・バリュー(QV)のジェームズ・ウィルソン・オペレーション・マネージャーは語った。

「回復基調にあるのは、主に新規住宅購入者である」

「彼らが最も活発なグループであることに変わりはないが、初めてそれ以上の広がりを見せ始めている」

 

 

全国の住宅価格は89万9,256ドルで、インバーカーギル(3.2%)、オークランド(1.6%)、ウェリントン(1.5%)、クイーンズタウン(0.9%)を筆頭に、ほとんどの主要都市でプラス成長となった。

例外はニュープリマスで、9月に1.5%下落し、これは平均住宅価格下落率で2番目に大きかった。

「2021年後半に景気後退が始まって以来、最大の下落率を記録したウェリントンでさえ、わずかながら勢いを取り戻している」

「記録的な移民の回復も、需要を後押ししている」

 

ウィルソン氏によると、市場に出回る新規物件数も全体的にほぼ横ばいであるため、競争が価格に上昇圧力をかけているという。

「しばらく市場に放置されていた古い住宅ストックが春に一掃されつつあるが、この時期に通常見られるような春の物件高騰はまだ見られない」

「天候が許せば、選挙後に住宅物件は増加するだろう。それまでは、まだ不確定要素が多く、市場は不確定要素にあまり反応しない傾向がある」

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