ベトナムとニュージーランド、教育・民間航空協力協定に調印

出所：VnExpress.net

二国間の貿易高は2021年に13億ドルに達し、前年比26.7％増

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Vietnam, New Zealand sign education, civil aviation cooperation pacts

ベトナムとニュージーランドは、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相の訪問中の14日月曜日、教育および民間航空協力に関する2つの協定に署名しました。

ファム・ミン・チン首相は、ニュージーランドの首相との会談後の記者会見で、アーダーン首相のベトナムへの公式訪問が二国間の戦略的パートナーシップに新たな弾みをつけたと述べました。

チン首相は、両国が特定の果物、教育や航空に関する協力協定の調印のために互いの市場を認識したことを高く評価し、安全保障・防衛協力、食糧安全保障、エネルギー、情報、国際犯罪の分野で協力を拡大することで合意しました。

2024年までに双方向の貿易高目標を20億ドルに設定し、農産物の市場アクセスを拡大することにも合意しました。

ベトナムは、教育・訓練、加工・製造技術、農林水産業、建設業、情報技術などの需要の高い産業や、ポストハーベスト処理技術へのニュージーランドからの投資を呼びかけました。

両国は、教育・訓練、労働、農林水産業、輸送のほか、気候変動対応、デジタル変革、グリーン変革、起業家精神、イノベーションなど、潜在的な可能性を持つ分野での協力を拡大することで合意しました。

また、東海（国際的には南シナ海と呼ばれる）における平和、安定、安全、航行・飛行の自由を維持し、国際法、特に1982年の国連海洋法条約（UNCLOS）に基づき紛争を平和的に解決する必要性にも同意しました。

両国は、東海における締約国の行動に関する宣言（DOC）を実施し、東海行動規範（COC）の最終化を促進することの重要性を強調しました。

チン首相は、ベトナムとASEANの双方にとって南太平洋の主要な戦略的パートナーであるニュージーランドとのパートナーシップを常に大切にしてきたと述べています。

アーダーン首相は、ニュージーランドが二国間関係を強化する方策の一つとして、ワーキングホリデー・プログラムに参加するベトナム人居住者の数を拡大することを望んでいると述べました。

また、今回の訪問は、ベトナムが国際舞台でますます重要な役割を担っていることを確認する機会であり、「両国の関係を改善するために、ベトナムを訪問する機会がもっと増えることを願っています」とスピーチの最後に述べました。

アーダーン首相は11月14日から17日までベトナムを訪問します。

アーダーン首相のベトナム訪問は今回が2回目で、2017年にはダナンで開催されたAPECの会合に出席しました。

ベトナムとニュージーランドは、2020年に関係を戦略的パートナーシップに格上げしました。

二国間の貿易高は2021年に13億ドルに達し、前年比26.7％増となりました。

ニュージーランドは2021年7月から2024年6月までの間に、ベトナムに約1,600万ドルの政府開発援助（ODA）を提供することを約束しました。