更なる食糧危機となってしまうのか？！

インドネシア・バリ島で感染が大流行

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Unusual request for Bali travellers as foot and mouth disease fears grow

NSW州のトゥール副首相は13日、家畜伝染病である、口蹄疫（こうていえき）の流行がすぐそこまで迫っているとして、注意を喚起しました。

インドネシア・バリ島で感染が大流行しており、靴などに付着した土からの感染が懸念されることから、旅行者に対し、靴をバリに置いて来るよう促しています。

トゥール副首相は、「口蹄疫が、これほどわれわれに迫ってきたことはない」と述べ、警戒心をあらわにしています。

国内で感染が爆発した場合は130年ぶりとなり、多くの動物が殺処分となる可能性が高いとのことで、年間で800億ドルもの費用がかかると言われています。

連邦政府は今後、インドネシアからの渡航者全員に対し検査を行い、感染の危険性が高い人の特定に全力を注ぐとしています。

トゥール副首相は、空港における検査が強化されることから、出入国手続きが通常より長くなる可能性も示唆しました。

また、連邦のワッツ農相は今週、インドネシア当局者と、感染爆発抑制への支援について話し合うものとみられています。

ワッツ農相は声明を発表し、「口蹄疫がもしオーストラリア国内に広がれば、甚大な被害をもたらすだろう」と述べています。

口蹄疫は牛、羊、豚などの家畜へ深刻な被害をもたらすことで、家畜にとって世界的に最も深刻な感染病とみなされています。