世界最大規模の地熱発電量を誇るニュージーランド・タウハラ地熱発電所が稼働
住友商事はタウハラ地熱発電所が安定稼働に入ったと発表 建設には富士電機も参画
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住友商事は今月14日、ニュージーランドの大手民間発電事業者コンタクトエナジーから建設工事を請け負っていたタウハラ地熱発電所が安定稼働に入ったと発表しました。発電機単機容量は184メガワットで世界最大規模です。
同発電所は2021年2月に着工。新型コロナウイルス流行の影響を受けたものの、契約期限よりも41日間早い6月に完工し、コンタクトエナジーへ引き渡しました。8月上旬までに主要な調整作業を終了したということです。
👇 出所です。
年間発電量は約20万世帯の使用電力に相当し、NZの総発電量の約3.5%に当たる。
住友商事は、08年完工のカウェラウ地熱発電所で日系企業として同国で初めて地熱発電所の設計から調達、建設までを請け負っていた。それ以降、10年完工のヌ・アワ・プルワ地熱発電所を含めた3件全てで早期完工を実現しているという。
同社は、これまでグローバルに取り組んできた発電所建設におけるノウハウがあるほか、地熱発電所用蒸気タービン製造の最大手である富士電機との40年以上にわたる協業により、着実に遂行したと説明している。
NZ政府は30年までに再生可能エネルギーの利用率を100%にする目標を掲げている。
中でも、同国における地熱発電設備容量は世界第5位で、時間帯や天候、季節の影響を受けにくい安定した電力として積極的に開発が行われている。
記事より引用
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