ニュージーランドの「困った虫」たち:網戸なし生活のリアルと賢い対策

虫対策

快適なNZ生活のために知っておきたい虫事情と便利グッズ

ニュージーランドと聞くと、手つかずの豊かな自然や、のどかな風景を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、そんな美しい国にも、実はちょっと困った「同居人」たちがいます。そう、虫たちです。

特に、日本の家では当たり前のようにある「網戸」がない家が多いため、夏場などは「虫だらけ!」と感じることも。ゴキブリやハエ、アリ、そして大きなクモまで、予期せぬ遭遇に驚くかもしれません。

「せっかくの海外生活、虫に悩まされたくない…」 「NZで手軽に手に入る効果的な虫対策グッズはあるの?」

そんなあなたの不安を解消するため、この記事ではニュージーランドでよく出会う虫の種類と、網戸なし生活でも快適に過ごすための賢い虫対策、そして現地で手に入る便利グッズをご紹介します。


ニュージーランドでよく見る「困った虫」たち

ニュージーランドの家で特によく見かけるのは、以下のような虫たちです。

  • ハエ (Flies): 特に夏場は、窓を開けているとあっという間に家の中に侵入してきます。食べ物にたかったり、ブーンという羽音が気になったり、最も日常的に遭遇する虫かもしれません。

  • ゴキブリ (Cockroaches): 日本と同じく、暖かい場所や湿気の多い場所を好みます。古い家や、清潔にしていないと出やすいですが、新しい家でも見かけることがあります。日本のものより大きい種類もいるため、初めて見ると驚くかもしれません。

  • アリ (Ants): 食べかすなどを放置していると、あっという間に列をなして侵入してきます。特に甘いものには目がないので注意が必要です。

  • クモ (Spiders): ニュージーランドには様々な種類のクモが生息しています。中には日本のクモよりも大型のものもいて、苦手な方には衝撃的かもしれません。 「クモは他の虫を食べてくれるから駆除しない」という考え方もありますが、家の中で見たくないという気持ちもよく分かります。毒を持つクモはごく一部ですが、見慣れない種類には注意が必要です。

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なぜニュージーランドの家は虫が多いと感じるの?

主な理由は、やはり「網戸がない家が多い」ことでしょう。ニュージーランドの住宅は、窓を大きく開け放して自然の風を取り入れる設計が多いため、虫の侵入を物理的に防ぐ網戸が設置されていないことが一般的です。

また、古い木造の家では、壁や床の隙間から虫が侵入してくることもあります。豊かな自然が身近にある分、虫たちも生活圏に入り込みやすい環境にあると言えるでしょう。


網戸なし生活でも快適に!NZで手に入る賢い虫対策グッズ

「網戸がないならどうすれば…?」と心配になりますが、ご安心ください。ニュージーランドのスーパーやホームセンターでは、手軽に手に入る効果的な虫対策グッズが豊富に揃っています。

  1. 殺虫スプレー (Insect Spray / Fly Spray): 最も手軽で即効性があるのが、スプレータイプの殺虫剤です。「Fly Spray」はハエや蚊に、「Insect Killer」はより広範囲の虫に対応しています。日本のものと成分が異なる場合もあるので、使用後は換気をしっかり行いましょう。

    • おすすめブランド: 「Raid」「Mortein」などが一般的です。

  2. 粘着シート・ハエ取り紙 (Fly Trap / Fly Paper): 化学薬品を使いたくない方には、粘着タイプのハエ取りシートもおすすめです。窓際や照明の近くに吊るしておくと、飛んでいるハエを捕獲してくれます。

  3. ゴキブリ・アリ用ベイト剤 (Cockroach Bait / Ant Bait): ゴキブリやアリには、毒餌を巣に持ち帰らせて駆除するベイト剤が有効です。キッチンや水回りなど、虫が出やすい場所に設置します。

    • おすすめブランド: 「Raid」「Mortein」から出ています。

  4. 虫除けスプレー (Insect Repellent): 屋外での活動時だけでなく、家の中で特に虫が気になる時にも使えます。ディート(DEET)やピカリジン(Picaridin)といった成分が含まれているものが多く、現地ブランドの「Bushman」「Aerogard」「OFF!」などが人気です。

  5. 自動噴霧式ディスペンサー (Automatic Insect Control): 一定時間ごとに自動で殺虫成分が噴霧されるタイプ。リビングなどに設置しておくと、常に虫のいない空間を保ちやすくなります。電池式で手軽に導入できます。

  6. クモ対策: クモが苦手な方は、直接スプレーで駆除するか、ティッシュなどで捕まえて外に逃がすのが一般的です。Spider Catcherという長い棒タイプのアイテムや、クモ専用の殺虫剤もあります。また、クモの巣をこまめに除去することも大切です。


日常でできる予防策

  • 食べかすはすぐに片付ける: 食卓やシンクに食べ物を放置しない。

  • 生ゴミは密閉して捨てる: ゴミ箱は蓋つきのものを選び、こまめに捨てる。

  • 家の中を清潔に保つ: 定期的な掃除、特にキッチンやバスルームは念入りに。

  • 隙間を塞ぐ: ドアや窓の隙間、配管周りの穴などがあれば、テープやパテで塞ぐ。

  • ハーブの活用: ミントやユーカリやクローブなど、虫が嫌う香りのハーブやスパイスを置くのも効果的です。(小さなお子さんやペットがいる家庭では取り扱いに注意が必要です)

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