トビタテ留学でEくんが挑む!ニュージーランドでの18週間総まとめレポート

ファーム体験・探求課題・ホスト生活で育った“自立と学び”の軌跡
ご訪問ありがとうございます。
今回は、ニュージーランドでの留学を終える Eくんの直前のラスト面談をもとに、18週間の成果をまとめた最終ブログをお届けします。
🐑 おばあちゃんファームで過ごした特別な1週間
11月3日(月)から9日(日)まで、ホストファーザーのお母さんで、Eくんが親しみを込めて「おばあちゃん」と呼ぶ女性のご自宅で過ごしました。
何度も通ううちに深い信頼関係が生まれ、今回はおばあちゃんと2人きりの生活。
静かな環境で、普段の学校生活とは違う落ち着いた時間を楽しめたとのことです。
ファームでは、羊や家畜の世話など“ごく普通の農場の仕事”を手伝いながら、おばあちゃんとたくさん会話。

さらに、おばあちゃんの近所に住むバリーさん(元政府職員)を紹介してもらい、環境保全や農業政策について深い話ができたそうです。
ニュージーランド人の人生観を知る貴重な体験となり、
「学校の友達とは話せないような内容で、とても刺激的だった」
と語っていました。
※この週は学校には行かず、すべてファームでの滞在でした。
🎒 最後の登校は1日だけ。友達との時間を優先
今週は学校へ行くのは1日のみ。
制服の返却や、学校紹介ビデオの撮影があるため留学生担当先生と会う予定です。
残りの日々は、
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友達とできるだけ会う
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お世話になった人たちにお別れの挨拶
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お土産探し
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最後の思い出作り
に充てるとのこと。
別れを惜しむ姿から、Eくんがいかに現地で愛されていたかが伝わってきます。
📊 トビタテ留学の探求課題:農業後継者問題への“リアルな学び”
探求テーマで進めてきたアンケート調査は、結果として20名の回答が集まりました。
人数は思ったほど増えなかったものの、Eくん自身は
「できる限りのことはやり切った」
と満足していました。
特に評価していたのが、農業関係者へのインタビュー。
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羊農家
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酪農家
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果樹農家
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ワイナリー
など、多様な分野の農家を自分の足で探し、直接訪問。
ニュージーランドの農家の方々は驚くほど親切で、
「農業を誇りに思う姿が印象的だった」と語っています。
さらに、2軒のレストランにも訪問し、
“どれだけローカル食材を使っているか”
をインタビュー。
ランチを無料でごちそうになった場面もあり、温かいおもてなしに感激した様子でした。
インド人オーナーからは、インドの農業問題や後継者不足の話も聞き、
日本との類似点を学ぶなど、視野が大きく広がったようです。
🐄 「日本では想像できなかった」ファーム体験の数々
18週間の中で、Eくんが最も“強烈だった”と語る経験がこちら。
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羊の解体
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イノシシの解体
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皮をはぐ
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肉を切り分ける技術を習得
これらは日本の高校生活では到底味わえない体験。
最初は戸惑いもありましたが、実際に挑戦する中で
「農業のリアル」
「命をいただく意味」
を深く考えさせられたそうです。
こうした体験は将来の糧になり、自信につながる貴重な時間になりました。
🧑🤝🧑 国際色豊かな友達に囲まれた学校生活
友達に恵まれたことも、Eくんが語る“留学の成功”の大きな理由です。
特に、移民や留学生の友人たちから学ぶことが多く、
彼らが何か国語も話せることに強い刺激を受けたとのこと。
先生たちも優しく、学校生活は総じてとても楽しかった様子。
ただし、
「もっとKiwi(ニュージーランド出身)の友達を増やしたかった」
という本音もポロリ。
それもまた、次への課題として前向きに捉えているようです。
🏡 ホストファミリー生活で身についた“本物の自立心”
3家庭でのホームステイ経験を通して、Eくんは驚くほど自立しました。
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自分の洗濯は自分で
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朝食とランチを毎日自分で用意
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掃除機がけ
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小さな子どもの世話も担当
「自立しなければいけない環境だったからこそ成長できた」
とEくんは語ります。
特に、子どもがいない高齢者の家庭では、
自分に向き合ってくれる時間が多く、落ち着いて過ごせたことが良かったようです。
🌏 まとめ:トビタテ留学が教えてくれた“挑戦”と“自立”
18週間という短いようで濃密な時間の中で、Eくんは
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自立
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他文化理解
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農業のリアルな姿
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グローバルな視点
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行動力
これらを大きく伸ばしました。
日本ではできない経験を積み、
多様な人と出会い、
自分のテーマに向き合い続けたEくん。
ニュージーランドでの学びは、これからの人生に確かな自信と土台を与えてくれるはずです。
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