大学に行かない選択肢もアリ?ニュージーランド高校で見た“進学しない進路”のリアル

高校生

就職や起業も——進学以外の多様な道を認めるNZ高校の姿とは?

大学に行かないと将来困る?ニュージーランドでは“選択肢の一つ”に過ぎません

日本の進学校では、「大学進学=当たり前」とされることが多いですよね。

でも、ニュージーランドの高校では「大学に行かない=失敗」ではなく、「自分に合った道を探す」ことが重視されています。

留学エージェントとして現地の学校や生徒を見ていても、進学以外の道を選ぶ高校生が少なくないことに驚かされます。

Trades Academyとは?——手に職をつけて社会へ踏み出す高校生たち

Trades Academyは、主に実務的な職業スキルを高校在学中から身につけられる仕組みです。

たとえば:

  • 農業・園芸

  • 建設・配管・電気

  • 看護や介護の基礎

  • ホスピタリティやツーリズム

    など、地域や学校によって多様な分野があります。

特に農業が盛んな地域では、地元と連携したカリキュラムが整備されていて、卒業後そのまま地元産業に就く生徒も。


ギャップイヤーで得る“人生の余白”と経験値

ギャップイヤーとは、大学進学の前に1年ほどの「お休み期間」を設け、自分を見つめ直したり、社会経験を積んだりする制度。

ニュージーランドでは:

  • 海外ボランティア

  • ワーキングホリデー

  • 地元企業や農場でのアルバイト・実習

    などを行う生徒も少なくありません。

日本では「浪人と混同されがち」ですが、ニュージーランドではむしろポジティブな経験として認識されているのが印象的です。


就職や起業、スモールビジネスに進む生徒も

実は、資格を取ってすぐに働く生徒や、起業・家業を継ぐという道も珍しくありません。たとえば:

  • 高校在学中にIT資格を取得して、卒業後にそのままIT系企業に就職

  • 家業(農業・カフェ・整備業など)に入る生徒

  • 地域のスモールビジネスを継ぐ・立ち上げる

日本では「それで大丈夫?」と思われそうな選択も、ニュージーランドでは「自分で決めたこと」として尊重されます。


まとめ:高校留学は“選択肢を知る”体験

ニュージーランドの高校留学は、「英語力アップ」や「海外体験」だけが目的ではありません。

何よりも大きいのは、「人生にはいろんな道がある」と体感できること。

もし今、「将来が見えない」「何がやりたいか分からない」と思っているなら——

そんなタイミングこそ、ニュージーランドの高校で“多様な未来の姿”を見てほしいです。


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