ニュージーランドは本当に安全?災害リスクと対策をわかりやすく解説

地震・津波・火山…留学や移住を考える方へ、NZの安全性をデータと実情から読み解きます
近年の世界的な災害報道を見ると、「留学や移住を考えているニュージーランドは大丈夫だろうか?」と、不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。特に、大切なお子さんを単身で送り出す親御さんや、ご家族での移住を検討されている方にとっては、安全性が最も気になる点の一つでしょう。
そこで今回は、ニュージーランドの災害リスクについて、客観的な情報をもとに、皆さまの不安を解消できるよう徹底解説します。リスクがゼロの国はありませんが、適切な知識を持てば、安心してニュージーランドでの生活を楽しむことができます。
地震:リスクはゼロではないが、地域差が大きいのが特徴
ニュージーランドは、日本と同じ環太平洋火山帯に位置しているため、地震のリスクがゼロではありません。過去にはクライストチャーチで大きな地震が発生したことも事実です。
しかし、ニュージーランドの地震リスクは地域によって大きく異なります。
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比較的安全な地域:オークランド
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ニュージーランド最大の都市オークランドは、地震のリスクが比較的低い地域とされています。オークランドは地盤が安定しており、活断層が少ないため、大きな地震の心配は比較的少ないと言われています。
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地震リスクのある地域:南島や北島のウェリントン周辺
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南島や、北島の首都ウェリントン周辺は活断層が多く、地震活動が活発な傾向があります。留学や移住先を選ぶ際には、事前に地域の地震リスクを確認することが大切です。
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火山:監視体制が充実しており、都市部のリスクは低い
北島にはいくつかの火山がありますが、これもリスクがゼロというわけではありません。有名な観光地であるロトルアやタウポ湖は火山活動によって形成された場所です。
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都市部は安全圏内
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活火山は主に特定の地域に集中しており、オークランドなどの主要都市は火山から十分な距離があります。
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ニュージーランド政府は、火山活動を24時間体制で厳しく監視しており、万が一の際には速やかに警報が発令される体制が整っています。
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津波:多くの都市が湾や高台に位置
ニュージーランドは四方を海に囲まれているため、津波のリスクは存在します。しかし、多くの都市は津波による被害を最小限に抑えるための地理的利点を活かしています。
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オークランドの地理的利点
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オークランドは、大きな湾の内側に位置しているため、太平洋から直接来るような大きな津波の影響を受けにくいとされています。
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また、多くの住宅地が高台に広がっているため、津波被害のリスクが比較的低いと言えます。
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もちろん、津波警報システムは整備されており、避難経路も明確に示されています。
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ニュージーランドの災害対策と国民性
ニュージーランドが「比較的安全」と言えるのは、自然の地理的条件だけではありません。政府と国民の防災意識の高さも大きな理由です。
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充実した警報システムと教育
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地震や津波、火山噴火など、あらゆる災害に対応する警報システムが全国的に整備されています。
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学校では、定期的に避難訓練が行われるため、お子さんの留学や親子留学でも安心して過ごせる環境が整っています。
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助け合う文化「Kiwi Spirit」
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ニュージーランド人の国民性を表す言葉に「Kiwi Spirit(キウィ・スピリット)」というものがあります。これは、困っている人がいれば、見返りを求めずに助け合う、温かい精神のことです。万が一の災害時にも、こうした助け合いの文化が大きな支えとなります。
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結論:適切な情報と準備で、安心して暮らせる国
ニュージーランドは、自然災害が完全にゼロの国ではありません。しかし、地域差を理解し、現地の災害対策や安全なエリアについて事前に知ることで、過度な不安を抱くことなく、安心して留学や移住を検討することができます。
オークランドのように比較的安全なエリアを選ぶ、または、移住先の防災情報をしっかり調べることで、リスクを大きく軽減することが可能です。
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