NZ小学校留学:わが子が語る「楽しかった」の真実!英語力を超えた成長のヒント

小学校留学

内向的なお子さんが見つけた「小さな勇気」が、未来を拓く大きな一歩に

「うちの子に留学なんて無理…」そう決めつけていませんか?

今回ご紹介するのは、普段は校区外にも一人で出かけることがないほど内向的だったAくんの、ニュージーランド小学校単身留学体験談です。

たった約1週間の短い期間で、彼の英語力が劇的に向上したわけではありません。しかし、この留学がAくんの心に残したものは、数字では測れないほど大きく、彼自身の未来の選択をより明確にする貴重なきっかけとなりました。

親御さんが見守る中で、Aくんが経験した「あるある」な出来事から、英語力だけでは語れない、お子さんの秘めた可能性と、留学がもたらす本当の成長のヒントを探ってみましょう。


【Aくん留学データ】

  • 留学期間: 2024年7月26日 ~ 2024年8月3日
  • 参加プログラム: ニュージーランド小学校 単身留学

Aくんの英語力:劇的な変化はなくても、見えない力が育っていた!

留学前の親御さんの期待と、Aくん自身の感覚では、短期留学での英語力の大きな変化は感じられなかったようです。

  • 読む力(Reading):変わらず。
  • 聞く力(Listening):少しアップ(分からなくても、雰囲気より察しようとする推察力?)
  • 書く力(Writing):変わらず。
  • 話す力(Speaking):変わらず。
  • 英語力:文法・語彙(Grammar & Vocabulary):変わらず。

しかし、注目すべきは「聞く力」の「少しアップ」と、親御さんが感じ取った「分からなくても、雰囲気より察しようとする推察力」です。これは、単に言葉を理解するだけでなく、異文化の中で積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢や、状況を読み解く非認知能力が育まれている証拠と言えるでしょう。この「察する力」こそ、グローバル社会で生き抜く上で非常に重要なスキルなのです。

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事前準備から見えてくる、留学で大切なこと

Aくんの場合、留学前の準備について「特にない」と答えています。

親御さんは、日本での生活をまとめたアルバムや質問ノートを用意したそうですが、Aくんは一度も開くことがなかったとのこと。「なんとも彼らしい(笑)」という親御さんのコメントからも、Aくんのマイペースな性格が伺えます。

このエピソードは、留学において過度な準備よりも、子ども自身の「やってみよう」という気持ちや、環境に適応しようとする柔軟性、そして現地でのサポート体制が重要であることを教えてくれます。もちろん最低限の準備は必要ですが、完璧を求めすぎないことも、心の負担を減らす上で大切なのかもしれません。

内向的だったAくんが「行きたい!」と決意した背景

普段は校区外にも一人で出かけたことがないほど内向的だったAくんが、自ら単身留学を希望したことに、親御さんも大変驚かれたそうです。この「いつ何のスイッチが入ったのかは分からない」という、お子さん自身の内なる変化こそが、留学への第一歩であり、その後の大きな成長につながる序章だったと言えるでしょう。

帰国後も、Aくんの日常に劇的な変化があったわけではないそうですが、親御さんは、彼が大きな一歩を踏み出した「勇気」を心から称賛しています。のんびりマイペースな性格が、新しい環境での適応力につながったのかもしれません。

そして、この留学期間は、Aくんが漠然と抱いていた「中学からNZへ行きたい」という思いを、より明確な「進学への意思」へと昇華させる貴重な期間となりました。当初は「日本の中学に進学しても良い」と考えていた親御さんの予想に反し、AくんのNZの中学への進学意思は揺るがなかったとのことです。

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英語力だけではない、留学がもたらす「得難い経験」とは

親御さんにとって、今回の留学は「英語、コミュニケーション等の面でいえば、非常に実りがあったとはいいがたい」という正直な感想がある一方で、それ以上に「彼にとっては得難い経験だった」と強く感じていると語ってくれました。

Aくん自身が言っていた「しんどかったり寂しかったこともあったが楽しかった、またNZに行きたい」という言葉。この言葉こそが、留学の真価を物語っています。困難や壁を乗り越えたからこそ感じられる「楽しさ」と「また行きたい」という前向きな気持ちは、自己肯定感を育み、次の挑戦へとつながる原動力となります。

ホストファミリーや学校の先生、生徒たちの十分なサポートもあり、Aくんも親御さんも安心してこの挑戦を乗り越えられたのだと思います。こうした「人に支えられ、困難を乗り越えた経験」こそが、英語力以上に価値のある、真の人間力を育むのではないでしょうか。

NZ小学校留学を悩む親御さんへ:メッセージ

最後に、Aくんからこれから留学を考えているお子さんと親御さんへのメッセージです。

「学校がとても楽しかったので、学校は是非行った方がいいと思います。(Aくん談)」

子どもの純粋な「楽しかった」という感覚は、何よりも説得力があります。英語が完璧でなくても、異文化に触れる楽しさ、新しい環境での挑戦、そしてそれを乗り越えた時の達成感は、子どもの心に深く刻まれます。

もしお子さんが「自分を変えたい」「新しいことに挑戦したい」という小さな芽を持っているなら、それを大切に育ててみませんか?親御さんの温かいサポートがあれば、きっとお子さんにとって最高の成長の場となるでしょう。

NZ小学校留学は、英語力を超えて、お子さんの自立心や問題解決能力、そして前向きに進む「心の強さ」を育む素晴らしい経験となるはずです。

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