ニュージーランドとトランス・タスマンバブル_1
「トランス・タスマンバブル」9月開始の根拠(7月8日現在)
ご訪問ありがとうございます。
本日のブログは、今までの経緯を基に、
私の希望的観測を含めた予測になりますので、予めご了承ください。
9月に開かれる根拠1:総選挙
ニュージーランドは、9月19日に総選挙があります。
現政権は、アーダーン首相の労働党と、
ウィストン・ピータズ党首のNZファースト党との連立政権です。
先月のニュージーランドのメディアによりますと、
「ニューズハブ・リード・リサーチ」の最新の世論調査で、
労働党は史上最高の支持率56.5%を記録し、
単独で過半数議席を確保する勢いとのことです。
単独政権樹立を手繰り寄せる意味でも、
コロナを制御し、
尚且つ、
ニュージーランド経済回復に向けての
「トランス・タスマンバブル」が開かれれば
万石になるのではないかと思われます。
9月に開かれる根拠2:賃金助成の延長はない
6日、アーダーン首相は「賃金助成の延長はもうありません!」と宣言しました。
賃金助成制度は、
ニュージーランド政府が3月26日からロックダウンを行ったときに、
ネットで手続きをするのですが、
多くの方が3月末から4月初めには
12週間の補償金が一括(事業主等宛に)で振り込まれました。
その後、8週間の賃金助成の延長 を行いまして、
申請は最初の賃金助成期間が終わってから、
最速ですと、3月26日に振り込まれた方は、
12週間後の6月10日から申請ができ、
1週間程で8週間分の補助金が一括(事業主等宛に)で振り込まれます。
つまり、多くの方は8月中旬から下旬には、
補助金の恩恵が終了していることを意味します。
9月から訪問者が見えない限り、多くの方々が失業することになります。
9月に開かれる根拠3:スクールホリデー
ニュージーランドと、オーストラリアの学校カレンダーは(ほぼ)同じです。
「トランス・タスマンバブル」は、当初、
ターム2後のスクールホリデー期間(7月4日~19日)に
開かれることを熱望されてましたが、それは叶わずでした。
では、次のターム3(7月20日~9月25日)後のスクールホリデー期間は、
9月26日~10月11日です。
9月から開かれれば、
多くのキューイとオージー親子の行き来が可能になります。
9月に開かれる根拠4:アーダーン首相が述べる①
アーダーン首相は、ヘレン・クラーク元労働党の総理大臣を含む、
ニュージーランドの国境を再開するための戦略を求める声に応えて、
その考えを概説するために内閣文書を積極的に公開する予定であると述べました。
現状の検疫を必要とせずに、
人々がニュージーランドに来ることを
可能にするアプローチの基本的な概要は以下の通りです。
- 関係国ではコミュニティへの感染はない
- ニュージーランドと、一貫したテストおよび連絡先追跡システム
- 需要を満たすのに十分なニュージーランドの検査能力
- 「ニュージーランド人を安全に保つ」という最優先の原則
これらがまさに、
「トランス・タスマンバブル」を行う場合の概要です。
既に、ニュージーランド政府は準備が整いつつあります。
9月に開かれる根拠5:アーダーン首相が述べる②
「トランス・タスマンバブル」をオーストラリア全体で行うのか、
ニュージーランドは、
根拠4で述べたように
「トランス・タスマンバブル」を行う概要は
既に、できています。
オーストラリア次第
あとは、根拠5で述べたことに対して、
オーストラリアのモリソン首相がどう判断をするか。
また、8日0:01より6週間のロックダウンにビクトリア州はなりましたが、
それ以外のオーストラリアの州は順調に緩和が進んでいます。
「トランス・タスマンバブル」で考慮する件
トランス・タスマンバブルの乗客と、
感染が拡大する国からニュージーランドに帰還する乗客を
一緒に搭乗させるのか、
また、ニュージーランド入国時に、
どのように分けるのか?
もし、オーストラリアが留学生を受け入れ可能となった場合、
日本→オーストラリアで
14日間検疫→ニュージーランド移動は可能なのか?
これは、
オーストラリアのサイモン・バーミンガム・オーストラリア貿易・観光・投資大臣が、
先月の17日に、留学生と長期滞在を予定している他の訪問者に、
ニュージーランドより先に、
オーストラリアが留学生を受け入れることになった場合、
日本→オーストラリア→ニュージーランドの
裏技が使えるのかどうか?
まとめ
「トランス・タスマンバブル」が9月に開始される根拠を
ニュージーランド側の視点から書きました。
以前のブログでお伝えしましたが、
そのため根拠3で述べました、
ターム3のスクールホリデー期間、
つまり9月に、「トランス・タスマンバブル」が開始していることは、
ニュージーランドとオーストラリア両国にとっての
希望でもあると思います。
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