ニュージーランドの国境制限解除が2022年1月の現実味_3
ワクチンの諸問題が長引けば、NZの国境制限はさらに続くのかもしれません
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昨日のブログでお伝えしましたが、
ニュージーランドの失業率は回復傾向にあります。
出所です。
COVID-19: New Zealand economy ‘robust’ heading into 2021, employment rate trending well – Robertson
ニュージーランドの失業率は12月四半期に5%を下回り、この傾向は2021年に向けて力強い方向性を示し続けていると、グラント・ロバートソン財務相は述べています。
水曜日に、Stats New Zealandは、失業率が12月までの3か月で5.3%から4.9%に低下したと発表しました。
COVID-19の労働市場への影響は、失業率が急増した9月四半期に明らかになりましたが、ニュージーランドは現在、軌道に乗っているようです。
「ニュージーランド経済は昨年の後半に好調でした…私たちの経済には本当に、本当に良い兆候がいくつかあります。間引きされた観光産業などの一部のセクターは、進行中のパンデミックの影響によって他のセクターよりも影響を受けているが、全体として傾向は本当に良い」と、ロバートソン財務相は、4日木曜日の、朝のAMショーで語りました。
賃金補助金は、ニュージーランドのロックダウンによる経済的影響で、収益が30%減少する可能性のある企業を支援することにより、キャッシュフローを継続しました。
フルタイムのスタッフには週585.80ドル×12週間、パートタイムのスタッフには週350ドル×12週間を支払いました。
その後、最も深刻な影響を受けたビジネスへの延長が、さらに8週間利用可能になり、数十万人の従業員をサポートしました。
さらに、オークランドでの2回目のロックダウンに対応して、2週間のCOVID-19復活賃金補助金を導入しました。
「私たちが引き受けた債務は、時間の経過とともに削減する必要が、明らかにありますが、私たちの経済は堅調で、良好な基盤を持っています…私たちの経済は堅調であり、これを乗り越えることができます。経済には変動がありますが、このような世界的な危機にどう対処するかという点で、ニュージーランドが輝いた年になりました」
確かに、失業率は数年前よりもまだ高いという意見はあります。
しかしながら政府は、PREFUで、
国境の制限が長く続いており、
観光業と国際教育に特に打撃を与え、それが失業に打撃を与え、
失業率がピークに達して、より長く続くと予想していました。
具体的には、
2021年には7.7%に達し、
2023年までは7%を上回り、
その後6.6%に低下し、
翌年には5.3%に低下するとの予想です。
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それが現状では、パンデミック発生前の4.1%に近い数字です。
つまり、
ニュージーランド国内を制限なく自由をもらすことで、
ニュージーランドの経済が回り、失業率の悪化も防いでいます。
そうなりますと、
国際教育に対して国境制限解除を急ぐ必要があるかと言えば、
答えは、NO! ではないでしょうか。
現状では、世界の至る所でコロナ変異株の脅威があります。
ワクチンは欧米を中心に承認され、接種が始まっていますが、
*ニュージーランドでも、ファイザーとバイオンテックのワクチンが条件付きで承認されました。
ジャシンダ・アーダーン首相は、
「ワクチンの効能効果が判明するまで国境封鎖は続く」と、発言しています。
時を同じくして、
ハワイ州のデービッド・イゲ知事も同様なことを発言しています。
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COVID-19以前は、オーストラリアはニュージーランド最大の国際訪問者市場であり、
すべての国際訪問者の到着のほぼ半分を占めていました。
オーストラリアは重要な市場であり、
ニュージーランドの経済回復と、更なる失業率回復にとっても重要です。
つまり、既に動き出していますオーストラリアとの
「トランス・タスマンバブル」が、
2021年のニュージーランド経済の切り札だと思われます。
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ニュージーランドとオーストラリアの旅行バブルが2021年3月迄に開始へ
ワクチンの配布問題がなく、全世界にワクチンが行き渡り、
そして効能効果が証明されれば、
2021年中に、ニュージーランドの国境制限解除の可能性があるのかもしれません。
逆に、それらが長引けば、
ニュージーランドの国境制限は、さらに続くのかもしれません。
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