ニュージーランドへの留学はいつ可能になるか?(3月14日現在)
出所:Air New Zealand Facebook
ワクチンの効能効果が科学で証明されるのを期待
ご訪問ありがとうございます。
本日は、私の予測的な見解になりますので、予めご了承ください。
現在確定していること
- ほとんどのオフショアビザ申請の処理の停止を 2021 年 5 月まで延長
- ニュージーランドの国境を管理している隔離施設が鍵を握っている
- オーストラリアとニュージーランド間での検疫無しの「トランス・タスマンバブル」開始の目途はたっていない
- 最大 250人の博士号および大学院生が国境制限の例外として入国
- 1,000人の優先学士号と大学院生が国境制限の例外として4月から入国(2,685人中、1,000人)
現在、ニュージーランド以外からのビザ申請は、5 月迄一時停止になっています。
先ずは、これが再開されるのかどうかですが、
その答えは、今後の隔離施設の空き状況によるのではないかと予測します。
ニュージーランドの隔離施設の能力は約7,000人であり、国が対処できる最大の能力です。
システムの使用率が90%を超えたくないため、約6,000人ですね。
ニュージーランドには32の管理された隔離施設があり、政府はそれを増やす計画はない。
最低14日間使用され、清掃とメンテナンスに追加の時間が必要であるために、
実際には、約5,000人程度が施設に滞在しているようです。
既に、3月、4月、5月と隔離施設への予約がほぼ不可能な状況で、
6月、7月もこの後どうなるのか?
オーストラリアから戻ってきたキウイが隔離施設を占領しているとあります。
昨年の10月16日から14日間の隔離無しで、ニュージーランド⇒オーストラリアが可能になりました。
今日に至るまで、ニュージーランドのロックダウンの度に、
一時的に中止になりましたが、多くのキウイがオーストラリアに検疫無しで渡っています。
但し、オーストラリアからニュージーランドに戻ってきたキウイは、依然として隔離が必要です。
「トランス・タスマンバブル」が確立されることで、
隔離施設の空き状況も改善されると予測します。
そこで、
カンタス航空が設定した、7月から「トランス・タスマンバブル」が確立される
と、希望的観測も含めで、考えたいと思います。
7月に「トランス・タスマンバブル」が確立されるのであれば、
以下の限られた、留学生のビザ申請は可能になると予測します。
国境例外で入国した、している留学生は、大学院生および、大学生のみです。
既に、大学院の留学生は入国した、もしくは、していますので、
私が、再三再四、ブログでお伝えてますが、
優先される留学生は大学留学生 です。
ニュージーランドには大学は8校だけしかなく、すべてが国立総合大学です。
詳しくは、こちらから
国立大学とは、国の政府(教育省)によって運営又は設立されている大学だからです。
残りの1,685人がその次に、国境制限の例外として入国出来ると予測します。
この中でビザ期限が切れている学生が、ビザ申請が可能になります。
その次は、2022年2月のセメスター1に入学する新入生の大学留学生ではありません。
2021年3月からオンラインで受講を開始している、Year 1 に在籍している大学留学生だと予測します。
つまり、既に在籍している大学生のビザ申請が可能になります。
今年から殆どの大学のオンラインで対応可能な学部・学科では、新入生が在籍して母国から受講しています。
その次は、既に、ニュージーランド内で有効な学生ビザを保持している留学生が、40,000人弱います。
その殆どが、昨年から母国に一時帰国ができてません。
この中で、2022年も継続して学習する留学生を対象に、一時帰国と入国を優先するのではないかと予測します。
もし、それが叶わないとなります2年以上、母国に一時帰国できないことになり、
この件は、どこも話題にしてませんが、私的には人道的にどうなのか?と、考えます。
小中高、専門学校、大学、大学院と、2022年1月末から2月に新年度が始まりますので、
それに間に合うように、これらの留学生が、国境制限の例外として入国できると予測します。
そして、ニュージーランド国内にいる留学生の学生ビザ申請は影響は受けませんので、問題は何もありません。
40,000人弱の中には、2021年の留学で終了する留学生もいますので、
2022年も継続する留学生がどれくらいいるのか?
そして、一時帰国を希望する留学生はどれくらいいるのか?
学生ビザ以外にも、同様に、母国に一時帰国できないワークビザ保持者やその家族もいますので、
一筋縄ではいかぬかもしれませんが。。。
それらを踏まえますと、大学への新入生として、ビザ申請をして入国できる のは、
2022年7月のセメスター2からに間に合うようになるのが、最短ではないかと予測します。
その後に、専門学校や小中高留学、
ワーホリはどうでしょうか、2023年には可能になるのでしょうか?
ワクチンは?
ニュージーランドは順調にいきますと、10月、遅くとも年内には希望者全員にワクチン接種が可能なスケジュールです。
そうなれば、2022年から隔離無しで、ニュージーランドへ入国ができるのではないか!
となりますが、そう話が単純ではありません。
ワクチン接種を受けたニュージーランド人は、今の段階では、オリンピック選手を含め、隔離施設を通じて海外から帰国する必要があると、ヒプキンス大臣は述べています。
ジャシンダ・アーダーン首相も、「ワクチンの効能効果が判明するまで国境封鎖は続く」と、発言しています。
そして、ベトナムの保健省のシニアアドバイザー は、
Covid-19ワクチンの有効性は検証の余地があり、中国やイスラエルなどの国が、「ワクチンパスポート」とも呼ばれるCovid-19のワクチン接種を受けた旅行者にデジタル健康証明書を発行し、米国と英国は現在同様の許可の発行を検討している国の1つであり、そして、欧州連合も独自のワクチン接種の「グリーンパス」に取り組み、この夏、接種を受けた人々がこの地域をより自由に旅行できるようにしていますが、ベトナムはまだワクチン接種証明書に関する方針を導入しておらず、入国する人は誰でも14日間の強制検疫を受ける必要があると述べました。
保健省の匿名の専門家によると、世界的な研究では、ワクチンの接種は症状の軽減にのみ役立つことが示され、アストラゼネカやファイザーのワクチンは、感染のリスクを軽減することは証明されていないと述べています。
また、アメリカのハワイ では、
完全にワクチン接種を受けたオアフ島の医療従事者は、最近アメリカ本土を訪れた後、COVID-19に感染したことが判明しました。
保健当局は、COVID-19のワクチン接種を受けても、COVID-19の原因となるコロナウイルスに感染しないことを保証するものではない と強調しています。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、米国で使用されているワクチンは「COVID-19疾患、特に重篤な病気と死亡の予防に効果的である」と述べています。
そして、CDCの関係者は、「COVID-19を引き起こすウイルスの亜種に対してワクチンがどれほど効果的であるかをまだ学んでいます。初期のデータによると、ワクチンは一部の亜種に対しては効果があるかもしれませんが、他の亜種に対しては効果が低い可能性があります。
「私たちは、COVID-19ワクチンが人々が病気を広めるのをどれだけうまく防いでいるかをまだ学んでいます」
その後も、ハワイ保健省(DOH)は、3人のワクチン接種されたハワイの住民が、COVID-19に対して陽性であると検査されたことを確認しました。
「95%の人がワクチンから免疫を獲得し、5%がモデルナワクチンと、ファイザーワクチンから免疫を獲得しないことを忘れないでください」と、ハワイ州副知事で、医師でもあるジョシュ・グリーン氏は説明しました。 「したがって、20人に1人はまだ免疫力がなく、COVID-19に感染する可能性があります」
「何人かの人々はこれに飛び込んで、ああ、そうするとワクチンは効かないと言うでしょう。いいえ、機能します。非常に多くの人に効果がありますが、全員ではありません。これは重要なメッセージです」とグリーン副知事は付け加えました。
ワクチンの効能効果が科学で証明されるのを期待したいと思います。
そうなれば、
ニュージーランドへの留学はいつになるか?の答えは、
ガラッと変わってきます。