【親も知らないNZのリアル】留学生が乗り越えるべき「英語以外の壁」と解決策5選

カルチャーショックをチャンスに!ホストファミリーとの生活、友達作り、全てを成功に導く準備って?

キラキラの裏側にある「本当の留学生活」

ニュージーランド留学は、自由で豊かな学びの経験。しかし、パンフレットには載っていない「英語以外の壁」が必ず存在します。それは、カルチャーショックや生活習慣の違いからくる、小さなストレスです。

「英語が苦手だから」と、語学力ばかり心配していませんか?

実は、留学の成功を左右するのは、生活への適応力です。

今回は、NZで多くの留学生が直面する「英語以外の壁」を解説し、事前にできる具体的な準備と解決策をご紹介します。

留学初期に直面する「英語以外の壁」と具体的な解決策5選

壁1:食習慣のギャップとホストファミリーとの「食」の壁

日本では毎日豪華な夕食が食卓に並びますが、NZの家庭料理はシンプルです。また、夕食時間が17時〜18時半頃と早いことも、日本の習慣との大きな違いです。

  • ⚡️ リアルな壁: 「夕食がパンとスープの日があった」「量が少ない(と感じる)」「毎日お肉ばかりで魚が恋しい」。

  • 💡 解決策と準備:

    1. 「食事は文化」として受け止める姿勢をもちましょう: 豪華な食事は期待せず、その国の食文化を学ぶ姿勢が大切です。

    2. 事前に好き嫌いを伝えましょう: エージェントを通じて、アレルギーや苦手なもの具体的にホストファミリーに伝えておきましょう。

    3. 自分で準備する練習をしておきましょう: 軽食(シリアルバーなど)やお米など、自分で用意して良いかホストファミリーに許可を取る練習をしておきましょう。

壁2:生活習慣・資源に対する意識の壁(シャワー、洗濯、暖房)

ニュージーランドは環境意識が高く、特に家庭生活では節約と資源の有効活用が重視されます。日本のように毎日洗濯や長時間シャワーを使う習慣は一般的ではありません。

  • ⚡️ リアルな壁:

    • 「シャワーは10分以内(または5分以内)」と言われた。

    • 「洗濯は週に一度だけ」とルールで決まっている。

    • 冬でも暖房をあまり使わず、家の中が寒いと感じる。

  • 💡 解決策と準備:

    1. 「NZは省エネ大国」であることを意識しましょう: 水や電気は限りある資源であり、NZの文化として節約を意識していることを理解しましょう。

    2. ルールを理解し、尊重することを心に留めましょう: 郷に入っては郷に従えの精神で、家庭のルール(洗濯の曜日、シャワー時間)を初日に確認し、必ず守りましょう。

    3. 交渉と相談のスキルを練習しておきましょう: デリケートな問題や体調不良の際は、遠慮せずホストに相談し、例外的な対応を求める交渉スキルを練習しておきましょう。

壁3:友達付き合いにおける「優しいけれど、待ってはくれない」壁

NZの友達は非常にフレンドリーで親切ですが、人間関係において「積極的に参加する姿勢」が日本よりも強く求められます。彼らは「空気を読まない」のではなく、「自分から発言しない人を待たない」文化です。

  • ⚡️ リアルな壁:

    • 「親切だが、自分から話しかけないと会話からフェードアウトしてしまう」(相手は悪気がない)。

    • 「誘いを断れないと、嫌なことも引き受けてしまう」(はっきり断らないと「Yes」と見なされる)。

    • 授業やディスカッションで静かにしていると、「意見がない」と見なされてしまう。

  • 💡 解決策と準備:

    1. 「積極的な Yes/No」を伝える練習をしておきましょう: 自分の意思を伝える練習をしておきましょう。曖昧にせず、はっきりとした理由を添えて伝える方が、かえって丁寧で誠実と受け取られます。

    2. 「10秒ルール」を意識しましょう: 会話や授業で沈黙が10秒続いたら、何か一言発言するなど、参加の姿勢を常に示すことを意識しましょう。

    3. 共通の活動への参加を最優先にしましょう: 部活、スポーツ、文化活動などに積極的に参加し、言葉以外の共有体験を通じて関係を深めることを最優先にしましょう。

壁4:登下校や外出時の「交通インフラ」の壁

NZは公共交通機関が日本ほど発達していません。特に地方都市の高校に通う場合、バスや電車の本数が少なく、時間が不正確な場合があります。

  • ⚡️ リアルな壁: 「バスが遅れて授業に遅刻しそうになった」「週末に遠出ができない」「交通系ICカードのチャージ方法が分からない」。

  • 💡 解決策と準備:

    1. Google Mapを使いこなす練習をしておきましょう: 現地のバスアプリやGoogle Mapで時刻表とルート検索を徹底的に練習しておきましょう。

    2. ホストファミリーと連絡手段を決めておきましょう: 通学ルートは必ず事前に確認し、万が一の際の連絡手段を決めておきましょう。

    3. 自転車の活用も検討しておきましょう: 許可があれば、自転車通学も検討し、NZではヘルメット着用が義務であることも知っておきましょう。

壁5:生活立ち上げの「事務手続き」の壁

銀行口座の開設や携帯電話の契約など、NZ生活の基盤を作る手続きは、全て英語で行わなければなりません。これは、高い英語力を持つ生徒でも戸惑う瞬間です。

  • ⚡️ リアルな壁:

    • 「銀行のスタッフの早口が聞き取れない」

    • 「書類の専門用語が理解できない」

    • 「契約内容がよく分からないままサインしてしまった」。

  • 💡 解決策と準備:

    1. 必要書類のコピーを用意しておきましょう: パスポート、ビザ、学校の入学許可証など、必要書類のコピーを手元に用意しておきましょう。

    2. 現地銀行口座を開設しましょう: 長期留学の場合、安全性や利便性から、現地銀行口座を開設することが推奨されます。渡航後、速やかに手続きできるよう準備を始めましょう。

    3. サポートを求める勇気を持ちましょう(ホストファミリーも力強い味方): 銀行開設など大切な手続きの際は、ホストファミリー学校の担当窓口へ自分から助けを求めましょう。彼らはあなたの親代わりとして、手続きへの同行や住所証明など、必要なサポートを提供してくれます。

    4. 専門用語集を事前に調べておきましょう: 銀行、携帯、保険など、生活に必要な最低限の専門用語を事前に調べておきましょう。

まとめ:壁を乗り越えることが、真のNZ留学成功の鍵

留学の成功は、英語力アップだけでなく、これらの「英語以外の壁」を乗り越えることで達成されます。

事前にこれらのリアリティを知っておくことで、「心の準備」を整えることができます。そして、困難に直面したときは、「それは当たり前のことだ」と前向きに捉え、現地のサポート体制を頼ってください。

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