ニュージーランドの医療事情と海外旅行保険:まさかの時に困らないための備え

海外保険

NZ留学中の病気や怪我、いざという時どうする?

ニュージーランドへの留学を目前に控え、期待に胸を膨らませていることと思います。語学学校や滞在先の準備、航空券の手配…やることがたくさんありますよね。でも、一つだけ、決して忘れてはいけない大切な準備があります。それが、”「まさかの時に困らないための医療面の備え」”です。

慣れない海外生活では、体調を崩したり、思わぬ怪我をしてしまったりする可能性もゼロではありません。「NZの医療ってどうなってるの?」「海外旅行保険、何を選べばいいの?」そんな不安を感じる方も多いでしょう。

今回は、ニュージーランドの医療システムや、海外旅行保険の選び方、そして薬の持ち込みについてなど、留学中に安心して過ごすために知っておきたい情報を、私たちのサポート経験も踏まえながら詳しく解説します。


ニュージーランドの医療システム、日本との違いは?

ニュージーランドの医療システムは、日本とは異なる点がいくつかあります。

  1. 原則予約制の「GP(General Practitioner)」:
    • 軽度の病気や怪我の場合、まずは「GP」と呼ばれるかかりつけ医(一般開業医)を受診するのが一般的です。日本のように、いきなり大きな病院に行くことはほとんどありません。
    • 基本的に予約制で、当日予約が難しいことも多いため、体調に異変を感じたら早めに連絡しましょう。
    • 受診料は保険がない場合、1回あたりNZ$50~NZ$100程度(約4,500円~9,000円)かかることが多いです。
  2. 専門医への紹介制:
    • GPが診察し、より専門的な治療が必要と判断した場合に、専門医や病院が紹介されます。自己判断で専門医を直接受診することはできません。
  3. 救急医療(Emergency):
    • 生命に関わるような重篤なケース(例:意識不明、呼吸困難、大量出血など)では、迷わず「111」(日本の119番)に電話して救急車を呼びます。
    • 公立病院の緊急外来(A&E: Accident & Emergency)は24時間対応ですが、軽症の場合は非常に長い待ち時間が発生することもあります。
  4. 薬局(Pharmacy):
    • 処方箋が必要な薬(Prescription Medicine)と、処方箋なしで購入できる一般薬(Over-the-Counter Medicine)があります。
    • アスピリンや風邪薬など、日本で処方箋が必要な薬がこちらでは一般薬として手に入ることもありますが、自己判断での服用は注意が必要です。


まさかの時に頼れる!海外旅行保険の選び方と補償内容

「海外旅行保険は高いから…」と加入をためらう方もいるかもしれません。しかし、万が一の時に多額の医療費が発生する可能性を考えると、海外旅行保険加入は留学中は必須です。

選び方のポイント

  • 留学期間全体をカバーできるか: 出発日から帰国日まで、空白期間がないように加入しましょう。
  • 補償内容の充実度: 医療費だけでなく、救援者費用、携行品損害、賠償責任などもカバーしているか確認しましょう。
  • 現地での支払い方法: 現地で現金を用意することなく、保険会社が直接医療機関に費用を支払ってくれるサービスなのか、帰国してから請求手続きをするのか、事前に知っておくことも大事です!
  • 既往症のカバー: 持病がある場合、それが補償対象となるかはとても重要です!

【具体的なアドバイス】 留学期間に合わせた海外旅行保険プランは、各保険会社から様々提供されています。ご自身の留学プランや健康状態に合ったものを選ぶようにしましょう。


日本から薬を持ち込む際の注意点

普段服用している薬がある方や、常備薬として持っていきたい薬がある方は、以下の点に注意してください。

  • 処方薬の場合:
    • 英文の処方箋(医師の診断書) を必ず携帯しましょう。
    • 薬の説明書(英文) も持参すると良いです。
    • 持ち込める量に制限がある場合があるので、事前にニュージーランド税関のウェブサイトで確認してください。
  • 市販薬の場合:
    • 一般的な風邪薬や胃腸薬などは通常問題ありませんが、大量の持ち込みは避けるのが無難です。
    • できるだけ英語表記のある製品を選ぶか、成分がわかる資料を持参すると良いでしょう。
  • 禁止されている成分がないか確認:
    • 日本の市販薬でも、ニュージーランドでは成分が規制されている場合があります。特に、”プソイドエフェドリン(Pseudoephedrine)”などの覚醒作用がある成分は、風邪薬などに含まれることがあり、持ち込みが制限されることがあります。

【重要なアドバイス】 薬の持ち込みに関しては、ニュージーランド税関の公式ウェブサイト(New Zealand Customs Service)で最新の情報を確認するか、大使館・領事館に問い合わせるのが最も確実です。不安な場合は、かかりつけ医に相談し、英文の証明書を発行してもらいましょう。


まとめ:万全の備えで安心のニュージーランド留学を!

ニュージーランドでの留学生活を安全に、そして充実したものにするためには、事前の医療面の備えが不可欠です。万が一の病気や怪我に備え、適切な海外旅行保険に加入し、必要な薬の準備をしっかりと行いましょう。

“「まさかの時に困らないための備え」”は、留学の成功を大きく左右します。

不明な点やご不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。弊社では、海外旅行保険の手配もサポートしています。 ニュージーランド留学が、最高の経験となるよう、全力でサポートさせていただきます。

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