ニュージーランド高校留学1年間の「費用」とサポートの「仕組み」全公開

授業料・生活費のリアルな実例とNZ教育制度の理解で、長期留学を安心検討

ニュージーランド(NZ)への高校留学は、豊かな自然の中でのびのびと学び、国際的な視野を養う絶好の機会です。しかし、「費用はどれくらいかかるの?」「どんな学校制度なの?」といった疑問や不安をお持ちの方も多いでしょう。

現地で留学生をサポートする私たちの視点から、NZ高校留学1年間の費用実例と、現地の学校制度を詳しく解説します。


1. ニュージーランド高校留学にかかる費用の目安

ニュージーランドの高校に1年間留学する場合、授業料や滞在費、生活費などを含めた総額はおおよそ NZ$41,000〜53,000 程度が目安です。学校の種類や滞在形態、地域によって変動するため、実際の費用は学校ごとの確認が必要です。

費用の種類 金額の目安 (1年間) 備考
授業料 NZ$15,000〜20,000 公立校の場合。私立校や特別プログラムはNZ$20,000〜25,000以上も
ホームステイ費(食費込み) NZ$18,000〜22,000 3食付きの費用。地域やホストによって変動
生活費・交通費・教科書代 NZ$6,000〜8,000 月々の交通費やお小遣い、教材費などを含む
健康保険 NZ$650前後 学校指定の保険が一般的
航空券・ビザ申請費用 NZ$1,500〜2,000 往復航空券と学生ビザ申請費用の目安
合計 NZ$41,150〜52,650 上記の項目を合計した目安。実際は学校や地域によって変動

費用を抑えるためのポイント

  • 公立高校の選択: 公立高校は私立高校に比べて授業料が低めに設定されることが多く、費用を抑えたい方におすすめです。

  • 地域の選択: 都市部よりも地方都市や郊外の学校の方が、生活費やホームステイ費用が抑えられる場合があります。

  • 具体的な内訳を把握: 留学計画を立てる際は、授業料だけでなく、滞在費や交通費、お小遣いの内訳まで総合的に比較検討することが大切です。

費用の内訳や現地生活の具体例を知ることで、留学計画や予算をより現実的にイメージできます。

2. 学校の種類と国際的に通用する教育制度

ニュージーランドには、生徒の進学目的や学習スタイルに応じて選択できる様々な種類の高校があります。

学校の種類 特徴 推奨対象
公立高校 現地生徒中心で授業料は比較的安価。クラブ活動や自主性を重視する教育が特徴。 NZの一般的な教育を体験したい方
私立高校 学業や進学実績を重視。設備やカリキュラムが充実し、多様な選択科目がある。 競争意識が高く、手厚い進学指導を求める方
インターナショナルスクール 海外からの留学生や帰国子女を対象に、IB(国際バカロレア)などの国際カリキュラムを採用。 日本の大学のAO入試等で有利になりたい方

NZ独自の国際資格「NCEA」とは?

NZの教育制度は日本と異なり、「NCEA(National Certificate of Educational Achievement)」という国家資格に基づいて、進路や科目選択が管理されます。

  • 単位制: 各科目の授業やテストで単位(クレジット)を取得し、一定数を満たすことでNCEAレベル1(高校1年相当)、レベル2、レベル3と進級・卒業が認められます。

  • 進路の幅: NCEAのレベル3を取得すれば、NZ国内の大学だけでなく、オーストラリアやイギリス、そして日本の大学進学(帰国生入試など)も可能です。

【現地スタッフにお任せください】 NZの学校制度や進路制度は複雑に感じられるかもしれません。現地スタッフはこれらの制度を熟知しており、生徒さんの学力、希望、生活スタイルに合わせて最適な学校やコースをご提案し、長期的な進路計画をサポートいたします。

3. 現地での安心を支える手厚い生活サポート

長期留学では、学業面だけでなく、ホームステイ先での生活や人間関係など、様々な不安が生じることがあります。現地スタッフは、留学中の生徒さんや親御さんの不安を和らげるため、以下のような体制でサポートします。

  • 連携と橋渡し: 学校でのトラブルは担当教員に、ホームステイでのトラブルはホストファミリーに相談するのが基本です。しかし「言いにくい内容」や「解決が難しい問題」については、現地スタッフが間に立ち、学校・ホストファミリーとの橋渡し役として対応します。

  • 定期面談と報告: 定期的に生徒さんと直接面会し、現在の学習状況や悩み、健康状態などを確認します。その上で、現地の状況を整理し、親御さんに詳細な状況報告を行います。

  • 学習・生活相談: 現地生活に関する一般的な相談に応じ、必要に応じて医療機関の情報提供や生活上の助言を実施し、生徒様の「困った」を迅速に解消します。

【スタッフの役割】 現地スタッフは、本人や学校・ホストと連携しながら状況を整理し、保護者様に安心を届ける役割を担います。生徒さんご自身がNZの環境で成長できるよう、主体的な解決能力を育むサポートを重視しています。

4. 長期留学の判断材料にもなる「短期留学」のススメ

長期留学を決断する前に、現地の高校生活や環境を体験したいという方には、短期留学が非常に有効です。短期留学は、単に学校生活を体験するだけでなく、留学全体を見据えるための「情報」と「安心感」を得る機会としても非常に有効です。

  • 具体的なイメージの獲得: 実際の授業、学校の雰囲気、先生や生徒の様子を体験することで、本人や保護者様が現地生活をより具体的にイメージでき、「本当にやっていけるか」の不安を解消できます。

  • 安全面・生活の確認: 滞在するホームステイ先での生活や、学校までの通学環境を実際に確認することで、安全面や日常生活の不安を事前に軽減できます。

  • 現地スタッフとの事前連携: 短期留学期間中に定期面談や報告を通じて、現地スタッフが生徒さんの適性や気になる点を整理し、親御さんに正確な情報を提供します。

このように、短期留学は「体験」と「情報収集」の両方の役割を果たします。長期留学を検討する際に必要な判断材料や安心材料を事前に得られる機会として、ぜひご活用ください。

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